約2分

プロンプトはAIへの依頼書。目的と条件をどこまで書くか

プロンプトは、生成AI に何をどうしてほしいかを伝える指示文です。

プロンプトは、生成 AI に「何を、どうしてほしいか」を伝える指示文です。外注先に仕事を頼むとき、目的、条件、納品物を先に書いた依頼書を渡すように、AI にも依頼の中身を言葉で渡します。短い一言でも成り立ちますが、書き方しだいで返ってくるものは大きく変わります。

書かなかったことは AI が推測で埋める

AIアシスタントとのチャット
AI Tatoediaの読者モブ
あなた

新商品の案内メールを書いて。

AIアシスタントのロボット
AIアシスタント

いつもご愛顧いただき、誠にありがとうございます。このたび、新商品を発売いたしました。ぜひ一度お試しください……

AI Tatoediaの読者モブ
あなた

……誰に送るのか、何の商品なのか、伝えてなかった。

指示が短すぎたり、前提が抜けていたりすると、AI は足りない部分を推測で埋めます。できあがるのは、一見もっともらしいけれど、欲しかったものとはずれた文章です。

依頼書に入れておきたいもの

  • 何をしてほしいか(目的)
  • どんな前提で考えてほしいか(相手、状況、社内の用語)
  • どんな形で返してほしいか(出力の形式)
  • 入れてはいけないことは何か(禁止事項)

目的、対象の読者、出力の形式を先に書き、前提になる条件や社内の用語を一緒に渡します。重要な処理では、禁止事項もはっきり書いておきます。一度で完璧を狙うより、返ってきたものを見て直していく前提で詰めるほうが近道です。

それでも、プロンプトは魔法の呪文ではありません。指示をいくら詳しくしても、元になるデータや確認の流れが弱ければ、答えの質には限界があります。毎回の依頼で書く部分と、最初に決めておく前提の部分の分け方は、ユーザープロンプトとシステムプロンプトで扱っています。